ó矯正とは
きれいに並んだ歯並びを持つことはただ美しいというだけでなく、バランスがとれて健康に成長・発育した証拠を示す物といって良いでしょう。
歯並びが悪いと見た目が悪いばかりでなく、ハミガキが上手にできないこともあり、汚れが残りその結果、歯ぐきが赤くなって時々出血する(歯肉炎)さらに膿が出てきて歯がグラグラしてくる(歯槽膿漏)だけでなく虫歯にかかりやすくなります。そのうえ、食べた物を十分に咬むことができなくなり、発音にも悪い影響を与えます。また、人前に出るのをためらい、引っ込み思案な性格になることもありえます。このような悪い歯並びを、より正しい噛み合わせにする目的で矯正治療を行っています。
これらの多くは、顎の大きさに対して歯が大きすぎて、歯の並ぶスペースが足りないことやその他の色々な原因で起こります。例えば、乳歯と永久歯の交換がうまくいかなかった場合、これは乳児期の虫歯が主な原因です。その他、指しゃぶりなどの癖、頬杖、うつぶせ寝なども原因となります。
これらの原因によって起こった歯並びの異常の矯正も、その症状によって治療法が違い、治療期間にもかなりの差が生じます。治療期間は、症状が軽い場合で数カ月から1年、少し重くなりますと2~3年かかります。殆どの方は2年以内で装置が外れます。